北関東郊外の小さな町。

電子機器を扱う小さな町工場で働く本田光（今村樂）は、愛犬のリンゴと穏やかな生活を送っている。

ある日、本田は同僚のビートルズマニア・平山隆文（渡辺紘文）とともに、東京ドームで開催されるポール・マッカートニーの来日コンサートへ行くことになるのだが…。

第29回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門において『プールサイドマン』が作品賞を受賞、その後もカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、ユーラシア国際映画祭、ニッポンコネクション、Cinemalayaなど、世界各地の映画祭で絶賛され、今や世界が最も注目する日本映画の作り手にまで成長した渡辺紘文・雄司兄弟最新作。

ふたりのビートルズマニアの静かな生活と奇妙な旅路を通し、生きることのおかしさ、悲しさ、騒がしさを描いた珠玉のロードムービーが誕生した。

映画『地球はお祭り騒ぎ』は、2017年、第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門への正式出品が決定。

大田原愚豚舎作品は旗揚げ以来、『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』と、製作したすべての作品が東京国際映画祭でワールドプレミア上映を迎えることになる。

Hikaru Honda works at a small electronics factory in a suburb north of Kanto region and leads a quiet life with his dog Ringo.

One day, he decides to go to a Paul McCartney concert at Tokyo Dome with his fellow Beatlemaniac, Takafumi Hirayama.

After Poolsideman, which won the Japanese Cinema Splash Award at the 2016 TIFF and was critically acclaimed at the Karlovy Vary Film Festival and other festivals, the Watanabe brothers have become one of the world's most-watched Japanese filmmakers. This latest film is a gem of a road movie. Infused with the Watanabe's unique sense of humor and melancholy.